地域と施設を繋ぐコーディネートを実現
東京
特別養護老人ホーム さくら苑 看護師
木ア美江さん(アクティビティ ディレクター1期受講)
【受講のきっかけは?】
介護支援専門員の仕事をしていましたが、医療との違いに戸惑う日々。「福祉を深く理解したい」そんな思いが強くなっていた時期に講座の記事を見つけたのがきっかけです。
【受講して印象に残ったことは?】
第1期は受講生が100人以上で、職業も地域も多種多様、講義内容は目から鱗が落ちるものばかりでした。これまで抱いていた福祉のイメージが良い意味でがらりと変わりました。
【現場での活かし方は?】
介護支援専門員の業務の他、施設と地域とのコーディネート役をするようになり、活動の幅が広がりました。多くのボランティアの方に施設に来ていただく仕組みを作り、アクティビティが充実、職員のやる気にも繋がりました。
いきいきサロンを自宅で開設
千葉
シルバー寄合所 きらく 代表
渡邉雅江さん(アクティビティ ディレクター4期受講)
【受講のきっかけは?】
長年、介護職に携わってきた中で、アクティビティで利用者様がいきいきし、たくさんの笑顔が見られるようになったらと願い受講しました。
【受講して印象に残ったことは?】
受講させていただく中で、たくさんの知識を吸収、職種の違う方との意見交換などを通して、本当にもったいない位、たくさんのことを得ることができました。学んだこと全てが自分にとっての財産となりました。
【現場での活かし方は?】
障害を負った方、高齢者、認知症の方、各々の分野や場面に合わせて、しっかり寄り添い、対応できるようになりました。お世話させていただく、お一人おひとりに更に喜んでいただけるよう、日々、努力を続けています。
利用者さんの笑顔を増やしていきたい
宮城
介護老人保健施設 ハート五橋 理学療法士
松田千明さん(アクティビティ ディレクター9期受講)
【受講のきっかけは?】
医療職として養成校を卒業し、リハビリの専門職として現場で働く中で、「福祉」や「人間の生活の質」について考え、悩んでいた時、アクティビティを学べる資格があることを知り、ぜひ勉強したいと思いました。
【受講して印象に残ったことは?】
沢山の分野の楽しい講義のおかげで、自分は専門職ではあるけれども、様々なものに興味を持ち、多方面からアプローチできる人間になりたいと考えるようになりました。
【現場での活かし方は?】
アクティビティ・ケアを学び、現場で理学療法士としての行動を積み重ねていくことを継続しつつ、自分一人では叶えられないことも他職種と連携する事で密度の濃いサービスを提供できると考えています。
「笑顔」でその人らしい暮らしを支える
新潟
マミー・ケアサービス 代表/アクティビティ・ケア新潟支部 副支部長
齊藤まみさん(アクティビティ ディレクター15期受講)
【受講のきっかけは?】
介護やボランティア活動をしている中で、何かが不足していると感じ、基本的なスキルを学びたいと思っていました。多彩な講師陣から直接学ばせていただき活動の幅を広げたいと思い受講しました。
【受講して印象に残ったことは?】
アクティビティ・ケアの必要性を改めて感じ、活動においての自信につながりました。また、講座を通して多くの仲間と出逢い、資格取得後も新潟支部の皆さんとともに活動をしています。
【現場での活かし方は?】
資格を取得したことで、活動を受け入れてくださる施設側へのアプローチがしやすくなりました。また、アクティビティ・ケアの実践にご参加いただいた方から、今までよりも多くの共感をいただいていると実感しています。
アロマの専門職として利用者に寄り添う
東京
ナチュラルセラピーインテグレート 代表 アロマセラピスト
小平有紀さん(アクティビティ ディレクター15期受講)
【受講のきっかけは?】
デイサービスでのアロマケアサービスを実践している中で、さらに福祉の現場や利用者様への理解を深めたいと思って受講しました。
【受講して印象に残ったことは?】
福祉文化論やケアデザインといった専門性の高い講義や、即現場に生かせる実践的な講義など様々な内容でした。また、グループワークでも、他の受講生の方々と情報交換をしながら、とても楽しく学ぶことが出来ました。
【現場での活かし方は?】
現場でアロマセラピーをより解りやすく正しく伝え、実践するための職種間の連携や、利用者一人ひとりに寄り添うケアを深めています。
さらに地域での介護予防教室の講座を展開する際にも学んだことを役立てています。
自然に触れるアクティビティを実践
熊本
老人総合福祉施設 グリーンヒルみふね・認定こども園 みどりの里 施設長
吉本洋さん(アクティビティ ディレクター17期受講)
【受講のきっかけは?】
『安全という名の施設閉じこもりをさせない』という理念の下、利用者の外出やネイチャーゲームを実践してきました。多分野の講師からアクティビティ・ケアを学び、施設介護を見直してみようと思い受講しました。
【受講して印象に残ったことは?】
私の中での介護施設におけるアクティビティの在り方とうまく合致し、今まで思い描いていたことがカリキュラム化されていたことに驚きました。中でも、利用者のQOLの向上を目指す6大ケアの考え方に感銘を受けました。
【現場での活かし方は?】
お年寄りの『知恵』、子どもたちの『好奇心』を生かし、利用者と園児の交流を図る活動を通して、人生の先輩方が築き上げた伝統文化を引き継ぐような支援を目指しています。
「その人らしいケア」を作業療法でも実践
北海道
介護老人保健施設 老健たいよう 作業療法士
桂裕二さん(アクティビティ ディレクター9期受講)
「SenSenニュースMagazine 2011秋の号 Vol.11」(学校法人北海道学院 釧路専門学校)より転載